2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

何もないようで

何かインスピレーションを受けることもなく、無事一日が終わった。 繋ぎのような一日。 そう思っていても、どこかの場面で、何か心に響くものに出会っているはず。翻訳期限をのばしてもらう連絡をして近況報告いただいたり、回覧板を回して近所の人とちょっ…

響く

いつも周囲を見回しては怯える感情を抱え、 何か響くものに出会うとそのコントラストが嬉しかった。 けれども話すことはなく、いつも秘めたことと過ごしていた。 少し紙に書いて、描いて、その思いを吐き出して。 その繰り返しを訳わからず続けた。 それが永…

恋の駆け引き 大自然の中で

タイトル書いただけでドキドキ、なんて。 主人公は、でも、地球上に生きる生きものたち。 子孫を残すために、あの手この手の懸命な求愛行動に驚き、笑いと感動。 ダチョウのダンス、クジラの鳴き声、ウミウシの決闘、 ホッケの見守り、タツの落とし子父の子…

歩調

てくてくてくてく。 ひとりなら難なく行ける距離なのに、 様子を見ながら半分の歩調で、てくてくてくてく。 だいたいこのくらいのスピードかな?ちょっと振り向いてみる。 あれれ?あんなところでまだてくてくてくてく。。 ちょっと落胆、でも一生懸命歩いて…

企てる

誰かから頼まれたわけでもなく、もちろん仕事でもなく、 頭に浮かんだアイデアを企てて、行動してみる。 馬力と集中力がないけれど、少しずつでも前に進めるのだ。 どんな出会い、どんな落とし穴、どんな落胆、どんな発見があるのか。ひとりで想像している時…

エモジ

窓の外の曇り空は憂鬱で、自分はやっぱり生かされているって自覚する朝。 そして毎朝のもう一つの窓、パソコン画面。 「おはよう。元気?」早速、短い英語のチャットが届く。 「おはよう。元気だよ。どうしたの?」返事を送ると、 「教えてほしいことがある…

容量

頭の中って言うけれど、一体どこなのだろうって思う時がある。 子どもみたいだ。 そして頭の中にはどんなことが詰まっているのか、詰め込んでいるのか。 そこはきっと容量の限りがあるはずだから、 心に響くこと、大切だと思えること、為さねばならないこと…

「ラッキョウ」の詩

らっきょうはうまいね 一粒ずつ箸につまんでカリッと咬むと 甘ずっぱい独特の味と香り猿にラッキョウの実をやったら 一枚一枚皮をはいで とうとう何にも無くなってしまったとさしかしわれわれ人間だって 真理をあばき出そうとして 真理の皮をはいでは捨ては…

立ち位置

絵を描くとき、写真を撮るとき、立ち位置を決める。 ほんの数センチの差異でもその被写体が大いに違って見えてくる。 ことばを置き換える作業の時も同じようで、表現したいものの捉え方、 ことばの選び方によってその対象は大きく変わってしまう。 だから何…

「脈がふれない、どうしよう。。。」 そんなこと言うものだから、ちょっと大騒ぎ。 あわてて手首の上に指3本をギュッと押させてみる。 「とくとく、とくとく」指の先からいのちの知らせが届く。 そりゃそうだよ。よかった。 「脈がある」とか「ない」とかっ…

作戦

作戦を立てたら、実行に移すまでの時間をけんめいにしたたかに。 大いに演出して、主役になって苦しんで楽しめばよい。 自分から自分へ。アメリが後押ししてくれる。

せんべつ

日ごと秋が近づいてきて、外のそうじを少しずつ始める。 野菜づくりをはじめようなんて、ひそかな計画を立てたこともあり。 さて、そうじとはすなわち草むしり。 夏の光を存分に含んだ雑草と言われている緑の草たち。 そこに足を踏み入れるや、バッタやトカ…

ねこじゃらし

道端にたくさん、ねこじゃらし。 かわいいなまえ。 いつの間に生えて、ゆらゆら秋の訪れ教えてくれる。 そうしたら、どうか、この世の出来事すべてもくすぐっておくれ。

演じる

誰もが日々暮らす中で演じている。 そのこころのうちを明かさないように、見抜かれないように。 けれどもわかってもらいたい時もあり。もちろん、わかりたい時もある。 大事なのは信じること。何の頼りなくとも。 平穏歓喜に躍る人々の中、脚を失い嘲笑われ…

改札口

いつも通過していた駅に初めて降りる。 ホームを降りて長い通路の先の遠くに見える改札口。 あれ、誰かが笑顔で手を振っている。夢の中にいるよう。 わたしに?そんなはずないよね。 ほら、後ろからお待ちかねの人がちゃんと足速に通り過ぎてゆくでしょ。 あ…

攪拌

突然、どうしてもデザート食べたくなって、作りたくなって。 仕事終わって、一時間半一本勝負の巻。 たまごの黄身と白身とグラニュー糖、それに生クリームと。 分量きっちり計ってボールに注ぎ、いざ手動で攪拌。 無心の中から気泡がどんどん生まれ、 美味し…

永遠

刻々と時は刻まれて通り過ぎてゆくのが百も承知なのに、それとも百も承知だから。 永遠という概念は、わたしに安らぎを与えてくれる。 それとも、芸術という名が相応しいのでしょうか。 どこにでも誘われそうな仮想の世界でも。 いっそのことひっそりと突き…

目の付けどころ

苦しみを克服するために、ひとつひとつ乗り越える最中でも、 それとも最中だからなのかわからないけれど、 そのひとの年輪、目の付けどころが本領発揮。 お店に落ちてた10円硬貨を見つけて店員さんと大笑顔。 真夏の路上を横断する黄金虫の幼虫を見つけてレ…

愚直

ぐちょく、愚かなくらい真っ直ぐなこと。なぜか好きな響き。 色で言うと、ブラウンかな? ミスターブラウンみたいな。 これだけじゃ本当におろかものになってしまうけど、 ただ、どこかへ突き抜けたいのなら、星を見上げてひたむきに愚直でありたい。 一方「…

バベルの塔

大層なタイトルだけれど、時々思い出すことば「バベルの塔」 なぜかデビルマンが棲んでいるところだと勘違いしてイメージ膨らませてしまう。 実際というか、旧約聖書では、人類が天に達するほどの高塔を建てようとしたのを神が怒り、それまで一つであった人…

一進一退、一喜一憂

ひとりの身体の不思議にじっと向き合う。 台風の影響もあるだろうに。 けれど、似たような映画のシーンが頭に浮かんで不安に駆られていると、 脈がないと自分で指三本当てて大騒ぎしながら脈拍を確認している母。 えっ? なぜか笑ってしまうよ。 美味しいの…

あこがれる時間

舞台の上で、つまり人前で演じたり、楽器を弾いたり、踊ったり、歌ったりとか、 自意識過剰になってとても苦手なのだけれど、 誰かと踊ったり、歌ったり、演奏したりって、すごく懐かしい。あこがれる時間。 あぁ、あのパフォーマンスの中に入ってみたいって…

わかりえぬもの

人と人が関わりあい、そこに仕草があり言葉がうまれ、 そしてさまざまな感情が交差する。 けれどなにを頼りにしようともわかりえぬものがあるのだ。 ただ、そのことをせめて心に留めておく謙虚さを失わないようにしなくては。 そしてそこに祈る意味があるこ…

やっぱり

いつもは仕事終わると、一日の運動兼ねて夕ごはんの買い物に出かけるのだけれど、 今日は外の気怠い暑さから逃げたいし、しっかり手料理しようと決めていたので終日在宅に。 新聞日曜版に連載されている、今人気の料理人さんのレシピにチャレンジが、最近の…

たより

もうお別れしてから10年以上経つんだな。 英会話を習っていたイギリスの先生から、ボイスメッセージと写真のたよりが届いた。 久しぶりにアップされた彼のSNSに投稿したのがきっかけで、返事をくれたのだ。 真っ黒に日焼けしたイギリス人の彼と元気はつら…

夏のとき

毎夏、当たり前のようにいにしえの人たちをおもう時が訪れる。 でも、そのひとりひとりにどんな家族や友がいて、 どんなことに興味を持って日々を送っていたのか。 そんなふうにとことん思いを丁寧に走らせるべきなのだ。 花火や青空、夏の深い緑。 それらに…

静まるもの

日常は繰り返し。すなわち、そうじせんたくすいじにりょうりは欠かせない。 黙々と取り組む、とは言っても、頭の中では段取りと時間制限と予定外のプランが浮かんでしまったり。 思いがけない発見があったり。失敗も成功もあって、それはそれでまさに営みな…

おわりよければ全て良し

過去の事を蒸し返して言われたくない事突いてきたりっていう行為、 どうしてするのだろう? わからない、あぁ本当にわからない。 自分はそういうひとになりたくないくらい。キライ。 でも何処かで知らずにわからずに反撃のふるまいしているとしたら、 それは…

ちいさな覚悟

今日もまた噛みあわないことばとふるまいのいつもの事。その合間に噴出する感情とそのあとに確認するちいさな覚悟。 一日ちゃんと生きるため、やっぱり今日もちゃんと疲れ果てた。 生きているからこそ、生きるためもっとわかりたいこと、経験したいこと、そ…

雨がふる

久しぶりの雨で、昨日までの灼熱の空気が一気にクールダウン。 この現象一つ取っただけでもひとは自然現象の中で生かされているのだってわかる。 おかげで母のワクチン接種もいつも診て下さる先生のところに行き無事完了。 そして突然入院騒ぎとなった叔父さ…