何もないようで

何かインスピレーションを受けることもなく、無事一日が終わった。
繋ぎのような一日。
そう思っていても、どこかの場面で、何か心に響くものに出会っているはず。

翻訳期限をのばしてもらう連絡をして近況報告いただいたり、回覧板を回して近所の人とちょっと立ち話付き合うとか。
日常に埋め尽くされている一日にも、何か小さな変化を感じとる自分がいる。

きっとそんな小さな発見を語り、確認し合える相手を求めているのだと思う。
また、そこに穿ち支えあうという、喜びと少しヒリヒリした経験を重ねてゆく。

帰属、いまのわたしを誘惑することば。
英語でattribute、なかなか使いこなせない動詞。
自分を掘り起こし、向き合う先に出会うひと。会いたい。
ややこしいわたし。