動物園

双子パンダの観覧抽選がやっと当たって上野動物園に行ってきた。
予想通り?!双子シャオシャオとレイレイ、そしてお母さんのシンシン、
3頭揃って大きな真っ白のお団子みたいで、爆睡していた。
丁度ご飯の後だったから、仕方ない。笑

他の動物たち、鳥やお猿、爬虫類、くま、キリン、トラにゴリラなど、地図を頼りに見に行く。
当たり前だけれどみんな檻の中だ。
そして観覧する家族やカップル、修学旅行の学生たちは、軽口のセリフを吐いて、通り過ぎてゆく。
相手は動物だからね。。理解できないものね。

水槽に暮らす何頭かのカメに、気づいてもらいたい意志の眼差しをそっとじっと送ってみた。
すると、一頭と目が合った。そしたら、水際の石からのこのこ歩き出して、水の中に潜ったかと思うと、
わたしの方に立ち泳ぎしながらやってきた。何か言いたいのかな、餌が欲しいのかな。

その後にも、キリンに、フラミンゴに、そしてハシビロコウにも、同じように眼差しをそっとじっと送った。
彼らにもやっぱり何か伝わったのか、やっぱりじっとしていたのが、のこのこ動きはじめて近づいてきてくれた。
我ながら不思議な感覚を覚えてしまった。あぁ何かもっと彼らと気持ちの交流をしてみたい。
気のせいだったのだろうか。
檻の中から解放して、自由に活動させてあげたいじゃないの。
身勝手な提案だけど、やっぱり悲しい。